「勝つことだけ」を求めて開幕戦に向けて準備を進めるGK権田修一=鳥栖市北部グラウンド

■「優勝するために来た」

 鳥栖の新しい守護神となるか、大きな期待がかかる。多くの日本代表歴を持ち、ヨーロッパも経験したGK。「優勝するために来た。サポーターがハッピーになれるよう、勝利に直結するプレーを見せる」と意気込む。

 東京都出身の27歳。4歳でサッカーに出合い、小学3年生でFC東京のサッカースクールに入った。U-15、U-18で力を付け、2006年に2種登録。翌年トップに昇格すると、15年までJリーグで計203試合、守護神としてピッチに立ち続けた。

 この間、各世代別代表にも名を連ね、12年のロンドン五輪では4強入りに貢献。14年にはブラジルW杯に参加し、16年にFC東京から期限付き移籍したSVホルン(オーストリア)では計17試合に出場した。

 「世界の広さ」を肌で感じる中で今年1月、海外でのプレーを視野に合意のもとFC東京と契約を解除。しかし海外からのオファーは無く、熱意を感じた鳥栖を選んだ。育ててもらったFC東京を離れる決断は「難しかった」が、「もっと成長したいという気持ちが上回った」と明かす。

 開幕目前の加入ではあっても、すでに練習では相手目線に立ったアドバイスを多くの選手と積極的に交わし、統率を図っている。「勝つために必要なプレーを求め合うのは当然。試合に出る以上全試合100%で戦う」

 「GKをかっこいいポジションと思ってもらえるようなプレーを」と、子どもたちに夢を与えるという使命も忘れない。堅守の柱となる覚悟を十二分に持ってピッチに立つ。

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