玄海原発再稼働に同意しないよう求める岸本町長宛ての文書を町の担当者に手渡す吉田恵子さん(左)=東松浦郡玄海町役場

 九州電力玄海原発3、4号機の再稼働に反対する住民グループが20日、立地自治体の東松浦郡玄海町役場を訪れ、岸本英雄町長と全町議に、再稼働に同意しないよう求める要請書を提出した。

 町議会は24日の原子力対策特別委員会で九電から説明を受け、議会として再稼働に賛成する見通し。岸本町長も議会の意見を参考に、3月上旬にも再稼働に同意するとみられる。判断時期を前に、もう一度立ち止まって考えてもらおうと、「原発と放射能を考える唐津会」のメンバーら6人が役場を訪れ、町の担当者に要請書を手渡した。

 要請書では、原発の過酷事故対策や避難計画、放射性廃棄物の処理方法などについて町長や議員の考えを問うとともに、再稼働に同意しないよう求めている。

 同会世話人の吉田恵子さん(64)は「資料の中身を読んでいただき、命を守るという方向で検討していただきたい」と話した。

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