トイレから出てきたばかりの亮介(りょうすけ)は、ろうかを走ってきたわたしたちに、きょとんとした目を向けている。 ふり返った奈津(なつ)が、小走りのままでいう。「図書館へ行くの。ひとみ先生のとこだよ。

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