会場の子どもたちからの質問に答える若田さん(左)=佐賀市文化会館

 10月の熱気球世界選手権開催を記念し、宇宙飛行士の若田光一さんの講演会が13日、佐賀市文化会館であった。若田さんは自身の宇宙への思いなどを語り、「空を見上げ、夢と目標を持って」とメッセージを送った。

 若田さんは、2013年から188日間、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在したときの映像を披露しながら、宇宙での生活を解説した。帰還したときの感想として「草などの地球の香りが懐かしかった」と振り返った。

 開催中の五輪についても触れ「ISSでは、いろいろな国の人が協力し合っている。五輪もスポーツで世界を一つにできる」と平和への思いを語った。

 会場からの質問では、自ら客席にマイクを運んだ。今やりたいことを聞かれると、種子島から有人宇宙船を打ち上げることを挙げ「日本の技術で世界の人を宇宙に送りたい」と夢を話した。

 講演は、小中学生ら約1600人が聴講した。佐賀大附属小6年の古川創大君(11)は「宇宙生活の大変さ、楽しさが分かった。航空管制官の夢に向かって頑張りたい」と目を輝かせていた。

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