中学生が北方領土問題を学ぶ現地視察団の事前研修会が11日、佐賀市の青年会館であった。県内6校の生徒15人と保護者ら約30人が参加し、北方領土問題の現状と視察スケジュールなどを確認した。

 現地視察は北方領土返還要求運動佐賀県民会議が、次世代を担う若者に北方領土問題について広く知ってもらおうと、2013年から開いている。生徒らは18日に出発し、北海道根室市を訪問。2泊3日の日程で、元島民から本土への強制引き揚げの体験談を聞き、北方領土問題を紹介する資料館を視察する。

 事前研修会では、同会議の横尾平和事務局長が「9月に日露首脳会談が予定されており、今年は北方領土問題が前進する可能性がある」と話し、「政治家だけでなく皆さん一人一人が問題意識を持つことが大事」と呼び掛けた。佐大附属中2年の前田桃花さん(13)は「授業で習ったことを、現地で学べるのは楽しみ」と話していた。

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