生田流宮城派大師範の山口典江さん(左)から指導を受け、箏の演奏を体験する生徒たち=みやき町の北茂安中学校

 日本伝統楽器の箏(こと)の演奏体験が15日、北茂安中であった。1年生77人が挑戦し、慣れない演奏方法に苦戦しながら、美しい音色を出そうと真剣な表情で取り組んだ。

 生田流宮城派大師範の山口典江さん(74)=神埼市=が指導した。生徒たちは漢数字などで表記される音階と、それに対応する弦を覚え、課題曲の「さくらさくら」の演奏に挑んだ。

 音を半音や一音上げるための「押し手」と呼ばれる奏法では、固く張られた弦をしっかりと押さえる必要があり、生徒たちは悪戦苦闘。初めて箏を演奏したという草場陵人(りょうと)さん(13)は「手で弦を押さえる時痛かったけど、きれいな音が出たら面白い」と和楽器の奥深さに魅せられた様子だった。山口さんは「演奏を通して日本の文化や作法を身につけてもらうきっかけになれば」と話した。

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