水俣病の原因となった水銀の産出から廃棄まで規制する「水銀に関する水俣条約」が発効した16日、熊本県水俣市の胎児性患者の坂本しのぶさん(61)らが市内で記者会見し、9月下旬にスイスで開かれる第1回締約国会議に坂本さんがオブザーバー参加することを明らかにした。水銀被害の実態を改めて訴える。

 坂本さんは会見で「水銀のことをきちんとしてほしい。水俣病が終わっていないことを言いたい。いろんな国で議論してほしい」と話した。頭痛があり、介助や歩行器なしでは歩くことが難しいが「今できることを」と渡航を決意したという。【共同】

このエントリーをはてなブックマークに追加