一般社団法人日本新聞協会は21日、東京都内で定時会員総会と理事会を開き、会長に白石興二郎読売新聞グループ本社会長を再任した。任期は2年で、3期目となる。

 白石会長は記者会見で「若い層の新聞、活字離れの傾向は続く。デジタル媒体との競争的な共存関係を作りながら、新聞の立ち位置をしっかりつくっていきたい」と抱負を述べた。学校現場や企業での新聞の活用にも意欲を示した。

 米トランプ大統領が自身に不利な報道を「フェイクニュース」などと呼び、メディアと対抗する状況に触れ「一部の権力者が恣意(しい)的に流している情報の虚偽性を明らかにすることでしか、フェイクか本物かを明らかにできない。地道な努力が必要だ」と強調した。

 総会と理事会の結果、副会長には、岡田直敏日本経済新聞社社長と川崎隆生西日本新聞社会長が新たに選ばれ、山本治朗中国新聞社社主兼会長を再任した。川嶋明専務理事も再任され、事務局長には西野文章氏が就いた。【共同】

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