伊万里市議会一般質問は19~21日の3日間で15人が登壇し、連携中枢都市圏や小学校プール授業の民間委託などについて考えをただした。

 【連携中枢都市圏への参画】

 国が人口減への対応策として一定以上の人口規模の都市を中核に、近隣市町村の連携・協力関係の構築を促し、交付金措置する「連携中枢都市圏」への取り組みについて質問があった。伊万里市は佐世保市を中核とした佐賀・長崎14市町の協議に参加。圏域人口は約56万人で、県内では武雄市や嬉野市、有田町も名を連ねている。

 佐藤弘康政策経営部長は「これまでも県境を越えた連携を進めてきた歴史的経緯もあり、スムーズな連携を図ることができる」とした上で、「佐世保には多くの国際クルーズ船が寄港しており、連携で外国人観光客の戦略的なプロモーションが可能となるほか、企業誘致や産官学連携、定住促進の幅広い分野で成果が見込まれる」と答弁。塚部芳和市長は「まさに時宜を得ており、圏域が一つになって『西九州市』になったぐらいの連携を進めていくべき。日本遺産に登録された肥前窯業圏を構成する自治体とも重複しており、観光連携一つとってもメリットは大きい」と積極的に参画する考えを示した。

 【小学校プール授業の民間委託】

 牧島小と大川内小は、本年度から老朽化した学校プールの使用を取りやめ、近くの民営スイミングスクールの利用を開始したことについて質問が出た。

 緒方俊夫教育部長は、2校のプールは水槽部分が鉄製であるため、維持管理費がかさみ、改修も高額な費用が予想されるなどの経緯を説明。「天候に左右されず授業が進められ、教員の水質管理の手間も省け、何より水泳専門のインストラクターと教員の合同指導により泳力向上も期待される」とメリットを強調。「移動時間がかかり、子どもがプールを使う時間が限られるのではないか」との指摘に対し、往復で15~20分要することを認めた上で「1回45分を2コマ続きにすることで従来通りの時間確保に努めている」と話した。

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