昨年8月に福岡市東区の佐賀銀行箱崎支店に男らが盗み目的で侵入した事件で、福岡地検が建造物侵入罪で住所不定、無職猿渡丈広被告(32)と同市博多区、無職松島宏被告(30)の2人を新たに起訴していたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。

 共犯とされる男は「猿渡(被告)に犯行を持ち掛けられた」と供述。昨年10月には干隈支店(同市城南区)で現金約5400万円が盗まれる事件も起きており、福岡県警は猿渡被告がいずれの事件でも主導的役割を担ったとみて調べる。

 起訴状によると、猿渡、松島両被告は他の男らと共謀し、昨年8月8日、箱崎支店に職員専用の出入り口から侵入したとされる。途中で警報機が作動し、窃盗被害はなかった。共犯の男2人は実刑判決が確定している。

 この事件では侵入を手助けしたとして、建造物侵入ほう助罪で元行員の吉田淳被告(42)=懲戒免職=が起訴された。吉田被告は干隈支店の事件でも窃盗罪などに問われている。【共同】

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