神埼市・吉野ヶ里町が建設する葬祭場のイメージ=事務局提供

葬祭組合の看板の前で手を組む松本・神埼市長(左)と多良・吉野ヶ里町長=神埼町保健センター

 神埼市と神埼郡吉野ケ里町が共同建設する火葬場「葬祭公園」の基本計画がまとまった。両市町の境界付近の神埼市神埼町の志波屋地区の土取り場跡を緑地化し、2階建てで延べ床面積約2300平方メートルで建設する。1日で最大6件の葬儀を行える施設で2020年度中の供用開始を目指す。

 本年度予算は両市町の議員5人ずつで構成する葬祭組合の議会で可決した2億5426万円。主に設計費に充てる。概算総事業費は約15億円。有利な財源である合併特例債を充当する。

 現計画では予備を含め、火葬炉は4基設ける。6ヘクタールの用地を12月ごろをめどに取得する。葬祭場は駐車場を合わせ約2ヘクタールで整備する。駐車場は100台程度を確保する。事務局は神埼町保健センター2階に常駐する。自然光や風を取り込み、「嫌忌施設のイメージを刷新し、終焉(しゅうえん)にふさわしい施設に」としている。

 同センターで21日、佐賀東部森林組合から寄贈された県産スギの看板がお披露目された。吉野ケ里町の多良正裕町長は「合併前からの懸案だった事業がやっとここまでこぎつけた」、神埼市の松本茂幸市長は「大変喜ばしい。ますますスピードアップして業務に当たろう」と述べた。

 これまでの試算では両市町の死亡者数は2040年~44年が年平均649人でピークを迎える。

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