憲法改正について議論した日本青年会議所佐賀のイベント=佐賀市の市民活動プラザ

 国会で憲法改正に前向きな勢力が衆参両院の3分の2以上を占め、改憲論議が動き出した中、市民の関心を高めてもらうための討論イベントが23日、佐賀市で開かれた。

 自主憲法の制定を掲げる日本青年会議所(JC)佐賀ブロック協議会が主催した。政権与党が改憲の論点としている「緊急事態条項の必要性」と「9条への自衛隊の明記の是非」について、参加を呼び掛けて集まった社会人や大学生ら25人に話し合ってもらった。

 緊急事態条項に関しては、「現状に合わせて新設すべき」という意見が多かった一方で、「災害の場合は地方自治体に権限を持たせた方がいい」という意見も目立った。

 イベントを担当した松雪宏昭さん(37)は「国民投票の実施が現実味を帯びているが、国民の関心は若い世代を中心に依然低いのが現状。今後も世論喚起の一助となる取り組みをしていく」と話した。

 イベントはJCが「全国一斉!国民討議会」と銘打って全国47都道府県で実施、県内では16日に武雄市でも開かれた。

このエントリーをはてなブックマークに追加