福岡市中央区のみずほ銀行福岡支店前で現金約3億8千万円が男らに強奪された事件で、福岡県警が、犯行グループが乗ったワゴン車の逃走経路を少なくとも数キロ特定したことが23日、捜査関係者への取材で分かった。幹線道路を避けるように脇道を通っており、追跡をかわそうとしたとみられる。

 また捜査関係者によると、防犯カメラなどを解析した結果、県外へとつながる高速道路や国道を走行していないとみられることも判明。県警は、発見されていないワゴン車が、県内にとどまっている可能性が高いとみて捜索を続ける。

 事件は20日午後0時25分ごろ発生。男らは支店前の駐車場で現金を奪った後、白いワゴン車に乗って逃走した。路地を進みいったん大通りに出ると、再び脇道へ入った。

 約5分後には、現場から南東約1キロの防犯カメラに、細い道路を西から東へと走行する姿が写っていた。自動車ナンバー自動読み取り装置(Nシステム)が設置され信号も多い幹線道路を避け、追跡を受けにくいような逃走経路を事前に計画していた可能性もある。

 ワゴン車には事件とは無関係の男性の車から盗まれたナンバーが取り付けられていた。県警は男らが、さらにナンバーを付け替えたり、車両を取り換えたりした可能性もあるとみて調べている。【共同】

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