太良町の助成を受けて開発した加工品を試食し、事業者と語らう来場者たち=太良町の道の駅太良

 太良町が民間の特産品開発や販路拡大を後押しする「町地域づくり事業」の報告会が、同町の道の駅太良で開かれた。町の助成を受けて商品開発に取り組んでいる町内9事業者が参加し、ミカンなどの物産品を生かした加工食品を紹介した。

 地域づくり事業は地域活性化や人材育成を目的に、町が2011年度から始めた。商品開発をはじめ、産業開発に向けた研修事業やイベント開催などにも利用でき、昨年度までに計50件、計約3210万円を助成している。

 この日は各事業者のブースが並び、ミカンを使ったワインや、クワの葉の茶と青汁、多良岳山系の自然で育てた牛肉を使ったレトルトカレーなどを用意した。それぞれの事業報告があった後、岩島正昭町長ら出席者約30人が試食して回り、事業者と自由に意見を交換していた。

 助成を受けてカレーを開発し、都市部の商談会に力を入れている風の牧場代表の樋口静子さん(63)は「生産者にとっては販路の確保が難しく、とてもありがたい事業。日本中の人に食べてもらいたい」と話した。岩島町長は事業の成果について「ふるさと納税の商品にもなる。引き続き6次化を応援していきたい」と語った。

このエントリーをはてなブックマークに追加