誕生院保育園のエイサーで力強く踊る子どもたち=鹿島市古枝の祐徳稲荷神社

灯籠の光をともして、幻想的な踊りを見せた山鹿灯籠のメンバー=鹿島市古枝の祐徳門前商店街

あでやかな舞を披露した日本舞踊藤松会のメンバー=鹿島市古枝の祐徳門前商店街

石見神楽の「大蛇」。多くの観客がカメラを向けた=鹿島市古枝の祐徳稲荷神社

 鹿島市周辺の伝承芸能が一堂に集まる「第20回かしま伝承芸能フェスティバル」が10日、同市古枝の祐徳稲荷神社と祐徳門前商店街で開かれた。市内の10団体と山鹿灯籠(熊本県)、石見(いわみ)神楽(島根県)が出演し、勇壮な面浮立や舞などを披露、訪れた8千人の観客を魅了した。

 石見神楽は出雲神話で知られる「大蛇(おろち)」を舞台上で披露。大蛇を勇敢に倒していく姿に大きな拍手が送られた。夕暮れ時になると、熊本県の鹿本農業高校郷土芸能伝承部16人で構成する「山鹿灯籠」が、頭の上の灯籠をともして山鹿盆踊りなど4曲を演じ、多くのカメラマンが幻想的な雰囲気を写真に収めた。

 このほか、複数の地区が面浮立や鉦(かね)浮立を披露し、獅子舞が豪快に踊る場面も。誕生院保育園の園児たちは懸命にみこしを担ぎ上げ、力強いかけ声でエイサーを踊って会場を沸かせた。

 写真愛好家の仲間と初めて参加した元川輝さん(76)=長崎県佐世保市=は「祐徳神社に来るのも数年ぶりだったが、何もかもが珍しくて。日本独特の地域芸能イベントはこれからも大事に続けてほしい」と話していた。

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