木銃を相手に突き刺す銃剣道大会。左は佐賀県チームで唯一、高校生で出場した空閑大都さん=唐津市鎮西町の鎮西スポーツセンター

 剣道のような防具を着け、竹刀ではなく、木銃(もくじゅう)で胸やのどを突く武道「銃剣道」の九州大会が19日、唐津市鎮西町の鎮西スポーツセンターで開かれた。約250人が日ごろの技を競った。

 銃剣道は日本古来の槍(そう)術と、明治に伝来した西洋式銃剣術を源流とした武道で、自衛隊を中心に受け継がれている。大会は団体戦(5人)で、県対抗の「一般」、自衛隊の連隊や部隊で競う「防衛省」の部で実施。佐賀県はリーグ戦序盤で1人が負傷欠場してしまう数的不利の中、1勝5敗で6位だった。

 県チームの先鋒(せんぽう)空閑大都(やまと)さんは唐津西高1年で、社会人大会に初参加した。小学6年から「唐津錬武館」(東唐津)で練習を重ねてきた。勝ち試合はなかったが、4戦は判定負けで、「日ごろはいろんな人と試合できないから、いい経験になった」と前を向いた。

 珍しい銃剣道は国体の競技でもある。実施競技の正式決定は今春以降になるが、2023年の佐賀国体で開催の可能性がある。県銃剣道連盟の山口八郎会長(86)は「少年の部(高校生)に出場できる今の小学生にすそ野を広げ、経験を積ませたい」と話している。

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