友だちに支えてもらいながら背浮きの練習をする江北小6年の子ども=江北町の江北小

 水難事故に備え、服を着ていても水に浮かぶ方法を子どもたちに教える教室が9日、江北町の江北小であった。6年生約80人が服を着たままプールに入り、水面にあおむけになる「背浮き」や、ペットボトルを浮袋代わりに使う浮き方などを学んだ。

 B&G財団(東京)の「水辺の安全教室」の一環で、同財団海洋性レクリエーション指導員の資格を持つ同町職員が教えた。水に落ちた場合の対処法として「背浮きで助けを待つ」「服や靴は無理に脱ごうとしない」などの原則を教えた上で、「脚の方が重く沈みやすいので、手を上に伸ばしてバランスを取って。空気を吸い込み、体を浮袋にする感覚」と背浮きの方法を助言した。

 子どもたちも挑戦したものの、初めは脚から徐々に沈んでしまう子も多く苦戦。最後は全員で15秒間の背浮きに挑戦した。また救助のため岸からペットボトルを投げる場合は、少し水を入れることで風に流されず相手に届けられることなども学んだ。

 泳ぎが得意という相島一天君(12)は「(着衣だと)下半身が重く、思ったように泳げなかった。背浮きはあごを上に向けるとうまくいった」と話していた。

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