ウナギ塚漁をする漁師

 8月5日正午すぎ、鹿島市の石木津川下流のウナギ塚(浜地区では「島」とも呼ぶ)を浜新地の中島康夫さん(75)が開けるのを撮影した。二つ目の塚に大きなウナギが入っていて、五つ開けて全部で大小4匹だった。

 中島さんの父・正好さんは昨年6月、99歳9カ月で亡くなったウナギ捕りの名人。長男の康夫さん、次男の幸男さん(71)=福岡市、三男の哲也さん(69)=佐賀市=とも、父親と一緒にウナギ漁をしていたので、今でもウナギ塚やウナギ竹筒漁をしている。

 前の潮では幸男さんと哲也さんは、浜川鉄橋下の塚で大きなウナギを3匹捕まえた。その時は哲也さんが潜って石の下に隠れているウナギを探り当て「正好しゃんならどぎゃんするじゃろか」とつぶやきながら、ウナギがいる場所を指示して幸男さんがウナギバサミではさみ、胴回り20センチほどの大ウナギを捕まえたのだった。

写真家 中尾勘悟(鹿島市)

このエントリーをはてなブックマークに追加