多くの親子連れが「恐竜くん」こと田中真士さんのの解説に聞き入った=佐賀市の県立博物館

 恐竜の魅力を全国で伝えるフリーの研究家「恐竜くん」こと田中真士(まさし)さんのトークショーが7日、佐賀市の県立博物館であった。最新の研究から発見された恐竜の新情報や、弱点などの意外な事実に、参加した親子連れなど約220人が聞き入った。

 田中さんが「スズメやカラスなど鳥類は恐竜の子孫にあたる」と説明すると、会場から驚きの声が上がった。鳥と同様に卵からふ化するが、どんなに大きな恐竜も約40センチほどの卵からかえる。「体長40メートル級の恐竜たちも小さな卵から生まれて、1年に1・5トンずつ重くなる」など、恐竜の驚異的な成長速度を解説した。

 「恐竜の王様」として人気のティラノサウルスに関するトークでは、弱点を当てるクイズを出題した。多くの参加者は「首」や「足」と答えたが、正解は「尻尾」。「頭が大きく、尻尾でバランスが取れなければ歩行も困難になる」と、実際に尻尾が切断された跡のある化石を例に説明した。

 田中さんは「色んな生物に目を向ければ、恐竜のことがもっと深く分かるようになる」と自然への関心を促し、「世界にはまだ知らないことがたくさんある。そのことにワクワクして」と呼び掛けた。

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