紙芝居に見入る北方町医王寺地区の子どもたち=武雄市北方町の医王寺公民館

「ジテンシャ発電所」で、おいしいかき氷ができるように懸命に自転車をこぐ子どもたち=武雄市武雄町の永島自治公民館

 武雄市で地域の人たちが、子どもたちの夏休みをサポートしている。公民館を遊びや学びの場に開放。先生役や見守り役を務める。普段はできない体験も用意して、一緒に夏の思い出をつくっている。

 北方町では5年前から、各地の公民館で「地域子ども教室」が開かれている。今年は11公民館で開催し、元先生や保護者らが見守っている。勉強したり、そうめん流しや歴史探訪、生け花・料理教室など多彩な行事を楽しんだり。期間は1~2週間程度が多く、時間や内容は地区で決めている。

 医王寺地区の公民館には20人近い小学生が訪れる。ごみ拾いや川遊び、カレーづくりなどの企画が続いている。「休みもみんなと一緒で楽しい」と子どもたち。中学生もやってきて、勉強や遊びを手伝っている。

 武雄町で子どもの居場所づくりを進める「よりみちステーション」(小林由枝代表)は、小学生や中高生らを対象にした“居場所”を夏休みもつくっている。小学生は毎週水曜日に永島自治公民館にやってくる。

 「遊びや宿題などやることは自由。子どもたちに任せている」と小林さん。自転車で起こした電気でかき氷機や扇風機を回す特別企画などもあり、元気な声が響く。月曜と木曜にはJR武雄温泉駅近くで中高生向けの居場所も設けている。

 武雄町の川良地区では、地区の長寿会の人らが今春から毎月第2、4水曜日に公民館で開いている「なかよし川良っ子」を夏休み中も開いている。七夕飾りづくりでは子どもたちが「初めてで、飾り作りが楽しかった」と笑顔。世話人代表の後川静枝さんは「休みだからイベントごともできる。いろんなことを教えてあげたい」と見守っていた。

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