福島第1原発事故後の原子力政策の在り方を考える市民公開講演会(県保険医協会主催)が19日、佐賀市のホテルマリターレ創世で開かれる。長崎大学核兵器廃絶研究センターの鈴木達治郎センター長が、賛否の二極対立を超えた課題解決の方策について語る。

 鈴木氏は2010年1月~14年3月、内閣府原子力委員会の委員長代理を務めた。福島事故の原因究明や補償問題などの対応は今も続いており「事故はまだ終わっていない」と指摘、現在の原子力政策に関し「事故以前に回帰しつつある」との認識を示している。

 県保険医協会の担当者は「玄海原発の再稼働が近づく中で、大切な問題をもう一度考える機会にしてほしい」と聴講を呼び掛けている。午後4時開演で入場無料。問い合わせは同協会、電話0952(29)1933。

このエントリーをはてなブックマークに追加