鹿児島県の「薩摩硫黄島のメンドン」

 文化庁は21日、「見島のカセドリ」(佐賀市)など8県の八つの伝統行事をまとめた無形文化遺産候補「来訪神 仮面・仮装の神々」に、鹿児島県の「薩摩硫黄島のメンドン」と「悪石島のボゼ」の2件を追加する方針を固めた。22日の文化審議会に提案、了承される見通し。

 政府は3月末までに、計10件の一括登録を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に申請する。登録の可否は2018年に審査される予定だ。

 来訪神は、神の使いに仮装した住民が家々を訪ね、無病息災などを願う各地の伝統行事。政府は昨年3月、ナマハゲなど8件で一括登録を申請していた。

 薩摩硫黄島のメンドンは、赤い渦巻き模様の仮面をかぶった人々が、手にした枝葉で住民らをたたいて魔よけをする。悪石島のボゼは、3人の若者が赤土と墨を塗った仮面をかぶり、人々を追い回す。子孫繁栄などの御利益があるという。いずれも旧盆に催される。【共同】

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