患者からのメッセージを好生館の本山千恵さんから受け取った県赤十字血液センターの松山博之所長(右)=佐賀市の県医療センター好生館

■県内初血液活用知る機会に 命救うきっかけに⇔おかげで元気

 献血者と患者を結ぶメッセージ「クロスレター」の交換式が10日、佐賀市の県医療センター好生館で行われた。自分の血液がどう活用されるのか知る機会がないという献血者の声をきっかけに佐賀県としては初めて県赤十字血液センター(佐賀市)が取り組んだ。献血者と輸血が必要な患者によるメッセージを掲示し、応援と感謝の気持ちの“橋渡し”をしている。

 県医療センター好生館輸血部臨床検査技師の本山千恵さんから、県赤十字血液センターの松山博之所長がクロスレターを受け取った。献血者からは「自分の血液が命を救うきっかけになってほしい」、患者からは「献血がなくては生きていけない」と病状を伝えたり、「おかげで元気に過ごせている」と感謝を表したりするメッセージが寄せられた。

 血液センターの松山所長は「献血者は患者さんの笑顔を見ることがないし、患者さんは献血者の思いにふれることが難しい。クロスレターが良いきっかけになれば」と話した。

 クロスレターやメッセージ集は31日まで、県医療センター好生館のエントランスホールに掲示する。

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