九州各県の高校から自慢の「食」が集う「うまちか!甲子園」に出場した牛津高=2016年8月、福岡市の博多阪急(提供写真)

牛津高オリジナル商品「佐賀ドレ」のイメージ(提供写真)

 牛津高には代々伝わるドレッシングがある。すりおろした白石産レンコンの粘りと、独特の酸味が特徴の「佐賀ドレ」だ。10年前に当時の生徒たちが開発し、先輩から後輩へ代々引き継がれてきた秘伝の味だ。

 酸味がさっぱりとした味わいにし、野菜だけでなく肉や魚とも好相性。強い粘りでジュレ状になっており「食べるドレッシング」としても楽しめる、かなり個性的なドレッシングだ。文化祭で販売する松花堂弁当に毎年必ず使用されてきたが、「“牛津ブランド”として広めたい」という声が強まり、3年前に商品化。今では駅や空港、一部のスーパーなどでも見掛けるようになった。

 しかし商品化がゴールではない。食品調理科3年の古川佳奈さんらはパッケージの改良や市場調査を行うなど、佐賀ドレの販売促進を研究。昨年8月に博多阪急(福岡市)であった高校生の食の祭典「うまちか!甲子園」では、2日間で170本を売り上げた。「もっと佐賀ドレが広まって、いつかどのスーパーでも見掛けるような定番商品になってほしい」と、佐賀ドレの未来を後輩に託している。

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