■整備新幹線建設は755億円

 国土交通省は17日、2018年度予算の概算要求に、北海道、北陸、九州・長崎ルートの整備新幹線3区間の建設費として、本年度当初予算と同額の755億円を盛り込む方針を固めた。各区間の配分は年末に決める。

 31年春ごろに開業する予定の北海道の新函館北斗-札幌、23年春ごろ開業予定の北陸の金沢-敦賀(福井)、22年度に暫定開業予定の長崎ルート武雄温泉(佐賀)-長崎の整備のほか、既に開業している区間の騒音対策にも充てる。

 対象区間のトンネルや橋の工事が本格化するため、地元自治体の負担などを含めた事業費は本年度の2630億円を上回る見通し。

 このほか国交省は概算要求に、フリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の開発費も計上する方針だ。FGTは、長崎ルートに導入する予定だったが、開発が難航。計画が白紙になる可能性が高まっているが、国交省は「(導入見送りが)決まった段階ではない」(石井啓一国交相)として開発を継続する意向を示していた。

 北陸の敦賀-新大阪の詳細なルートや駅の位置を決めるための調査費も要求する。【共同】

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