柔道の世界カデ選手権60㌔級で銅メダルを獲得した佐賀工高の近藤隼斗=佐賀市の佐賀工高柔道場

 15~17歳の選手が競う世界カデ柔道選手権大会(9~12日、チリ・サンティアゴ)の60キロ級に日本代表として出場した佐賀工高1年の近藤隼斗(16)が3位となり、銅メダルを獲得した。国際舞台での入賞は初めてで、「メダルを取って帰ってくることができてよかった」と喜んでいる。

 近藤は1回戦、地元チリの選手に縦四方固めで一本勝ちし、2回戦は香港の選手に内股で一本勝ち。3回戦はポーランド、4回戦はハンガリーの選手と戦い、いずれも絞め技の一本で勝ち上がった。

 準決勝はロシアのナグチェフと対戦。関節技を警戒していたが、「肩固めのような寝技」で一本負けした。敗者復活で勝ち上がったイタリア選手との3位決定戦は、背負い投げ一本で退けた。同階級はナグチェフが優勝した。

 近藤は5月のポーランド国際カデ大会は4回戦で敗れ、敗者復活戦も初戦敗退。世界との体力差を痛感し、組手や寝技、背負い投げに磨きを掛けてきた。

 今回の世界カデ選手権は自らが信念とする一本勝ちを貫いての銅メダル。ただ、前回大会まで60キロ級は日本選手が4連覇しており、「3位は悔しくもある」と振り返る。

 今回期日が重なった全国総体は出場を見送ったが、「春の全国選手権や、来年のインターハイではもっと強くなってチームに貢献する」と頼もしく語った。

 近藤は18日、県庁を訪れ、メダル獲得を報告する。

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