決勝・三根ボーイズ―鹿島少年 鹿島少年を2安打に抑え、完封した三根ボーイズの大石健人=みどりの森県営球場

決勝・三根ボーイズ―鹿島少年 3回表三根ボーイズ1死三塁、4番小森優がスクイズを決め2―0とする。捕手江口遥翔=みどりの森県営球場

決勝・三根ボーイズ―鹿島少年 7回表、一塁走者をけん制する鹿島少年の星野功旺=みどりの森県営球場

 ▽決勝(みどりの森県営球場)

三根ボーイズ

101 110 0 4 

000 000 0 0

鹿島少年 

 ▽二塁打 古賀大(三)

 三根ボーイズは、機動力を生かして着実に点を重ね、鹿島少年に完封勝ちした。

 三根は初回、相手守備の乱れをつき1点を先制。三回には1死から3番古賀大が左翼線二塁打を放つと、即座に三盗。4番小森のスクイズで生還した。続く四回と五回も、足を生かした攻撃で1点ずつ加え、突き放した。投げては先発大石が好投し、2安打無失点に抑えた。

■大石力投無失点に抑える

 鹿島少年は五回に5番江口がチーム初安打を放ったが、あとが続かず二塁すら踏めなかった。

 14日の雨天延期で試合時間がずれ、午後4時半を過ぎて始まった決勝だった。小雨も降り注ぐコンディションの中、三根ボーイズの大石健人(5年)は集中力を切らさず力投。鹿島少年の打線を無失点に抑え、大会2連覇をもたらした。永田文隆監督は「落ち着いて投げれば勝てると信じていた」と期待通りの活躍に頬を緩ませた。

 「めっちゃ緊張した」。大石は最後まで投げ抜くことを心に決め、強い気持ちでマウンドに立ったが、なかなか緊張は抜けなかった。そんな中、助けになったのはこの試合は遊撃を守っていたエース木村竜人の言葉だった。「集中しろ」「守っとるけん」。ボールカウントがたまるたび、打者がファウルで粘りを見せるたびに声を掛けられた。「それで、落ち着いて投げることができた」。最後まで相手に1点も与えなかった。

 小学2年から野球を始めた。練習は月曜と木曜を除く毎日4時間。小学4年から投手に起用され、練習後にもシャドーピッチングなど自主練に励んできた。「フォームがよくなるまでは」と、納得のいくまで妥協しなかった。

 「練習の成果が出せたけど、初球からストライクを取れないことがあった」と大石。経験を積んだ5年生は満足することなく、次を見据えた。

■鹿島、堂々の準優勝 昨年のベスト4超える

 昨年のベスト4を超える、決勝進出を果たした鹿島少年。決勝では三根ボーイズに4-0で敗れたが、堂々の準優勝を果たした。

 「(三根は)小柄なチームだが、足が速く、野球を知っている」(森田覚監督)と試合前の分析通り、三根の盗塁やバントを絡めた攻撃で、序盤から中盤にかけて4失点。守備のミスも目立ち、森田監督は「気持ちで負けていた」と悔やんだ。

 それでも、決勝戦に先発した主将の星野功旺が相手打線を3安打に抑える粘りの投球を披露。星野は「五回以降は腕を振って投げられた」と胸を張った。

 準決勝での降雨ノーゲームなど、厳しい戦いが続いた鹿島少年。森田監督は「去年よりも一つ上にいけた。連戦のなか、選手たちはよく頑張った」と最後は笑顔で選手たちをねぎらった。

三根ボーイズ4―0鹿島少年

三根ボーイズ 打安点

(8) 石 井311

(5) 中村響300

(2) 古賀大210

(3) 小 森400

(6) 木 村200

(4) 中村大201

(1) 大 石200

(7) 三ヶ島310

(9) 重 松100

    計 2232

 振球犠盗失併残

 0638006

 鹿島少年  打安点

(8) 藤 井300

(5) 木 原300

(6) 山口大310

(1) 星 野300

(2) 江 口310

(3) 森 田200

(4) 峰松大200

(9) 金 澤200

(7) 山口真200

    計 2320

 振球犠盗失併残

 3000012

投 手回 安振球

大 石7 230

星 野7 306

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