「食事処かささぎ」で働く従業員ら=佐賀市役所

8周年イベントで手作りクッキーを配るスタッフ=佐賀市役所のかささぎ食堂

 知的障害のある人たちが働く施設「食事処かささぎ」のオープン8周年を祝うイベントが24日から始まった。佐賀市役所の地下にある同食堂は、接客対応がいいと評判で市の職員や一般客も利用する。24日は利用者に手作りクッキーをプレゼントした。

 この日は、スタッフが「また来てください」などのメッセージが書かれた手作りのクッキーを先着250人に手渡した。イベントは28日までで、400円以上のメニューを注文する利用者にホットコーヒーを無料で提供する。

 メニューは約25種類あり、1日約70食を提供する390円の日替わりランチ「サンキュー定食」や鉄板ハンバーグの「ゴーゴーランチ」が人気だという。月に2~3回利用するという男性(91)は「接客の対応が気持ちよく、元気をもらえる。障害者が一緒に働ける制度は良い」と笑顔で話した。

 同施設は知的障害者授産施設「かささぎの里」が2009年から運営し、レジ打ちや配膳などを行う知的障害者8人と同施設の職員6人が働く。同施設の鳥越景行施設長(44)は「障害者が働く場所が少ない現状があり、就労の場が増えればと運営を開始した。経済面で自立して、障害者の社会参画につなげたい」と話した。

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