絵画部門の金賞作品、田中定さんの「薔薇」を鑑賞する来場者=多久市役所

絵画や写真など高齢者の力作を鑑賞する来場者

  多久市在住の60歳以上の市民が制作した芸術作品を並べる「高齢者趣味の作品展」が、多久市役所ロビーで開かれている。絵画や書、作品など趣向を凝らした力作・秀作44点が来場者の目を引いている。28日まで。

 市内高齢者の生きがいづくりのため、絵画、書、写真、手芸・工芸の4部門で毎年作品を募っている。各部門の金賞作品は県展に出品され、県立美術館に展示されるとあって、どの作品も腕を振るった芸術性の高い仕上がりとなっている。

 絵画部門で金賞を受賞した南多久町の田中定さんの作品「薔薇(ばら)」は、ピンクや赤、緑色に染めた和紙をちぎり、バラを静物画として描き奥行きを持たせている。田中さんの作品の前に足を止めていた60代の女性は「ちぎり絵とは思えない、繊細なバラを描いている」と感心して鑑賞を楽しんだ。

 作品展を担当する市福祉課地域包括支援係の篠原一郎さんは「いきがいづくりを重要視しているが、出される作品はどれもレベルが高い」と来場を呼びかけている。

 絵画部門以外の金賞受賞者名は次の通り。(敬称略)

 【書】山本政行(北多久町)▽【写真】大串次夫(東多久町)▽【手芸・工芸】野口燎子(北多久町)

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