】倒れた女性を救出した高見さん(右)と牛島さん=小城市の小城消防署

 佐賀市のJR久保田駅のホームで倒れた女性を救助したとして、小城消防署は11日、高見健司さん(18)=佐賀市=と牛島大季さん(18)=同=に感謝状と記念品を贈った。小学生の時からの親友で小城高校(3年)でもクラスメートの2人は、連携プレーでの人命救助を振り返り、「とっさに体が動いた。無事でよかった」と笑みを浮かべた。

 2人は8月24日午前6時50分ごろ、JR唐津線で登校中、久保田駅で列車を降りた20代女性がホームで倒れるのを目撃。頭と左肩が列車とホームの間に挟まるように倒れたという。2人は列車内にバッグを置いたまま飛び降り、女性を安全な場所に移動させた。牛島さんは携帯電話で救急車を呼び、高見さんは自分の膝に女性の頭を乗せて「大丈夫ですか」と呼び掛け脈を測った。

 2人によると倒れた女性に他の乗客は気づかず、女性を救出した後、列車はすぐに発車したという。女性はめまいに襲われて倒れ、救急車の中で意識を戻し、命に別条はなかった。

 贈呈式では消防署の武藤智明署長が「誰かが目撃し助けなければ大事故になっていた。勇気ある行動と適切な救助だった」と2人をたたえた。高見さんは「人命救助ができて、感謝状ももらえた。女性も無事だったのでよかった」、牛島さんは「どうしたらいいか分からない部分もあったけど、女性が無事で評価されたのでうれしい」と笑顔で感謝状を受け取った。

 2人には12日、JR九州からも感謝状が贈呈された。

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