佐賀市議会の一般質問の後半は19日~22日の4日間で議員13人が登壇した。1人暮らしの高齢者の実態や、小中学校の施設整備の現状などについて尋ねた。

 【1人暮らしの高齢者の終活】昨年度の佐賀市の65歳以上の高齢者は6万2476人で高齢化率は26・7%。2015年度の1人暮らしの高齢者は8394人に上る。

 生活保護を受給しておらず、身寄りがない高齢者が亡くなった場合の市の対応について問われ、田中稔保健福祉部長は「親族がいない場合や親族が埋火葬を拒否した際は、市が火葬を行う。費用は所持金があれば充当するが、不足した場合は公費で対応する」と説明した。遺骨の引き取り手がない場合は「市が火葬のみを行い、収骨はしない」と考えを示した。

 【小中学校の施設整備】本年度からの3年間で、兵庫小、鍋島小、巨勢小、北川副小、開成小の5校で学級数が増加する見込み。市教委は、多目的教室を普通教室に改修するなどして対応する方針を示した。

 また、小・中学校の職員休憩室の設置状況についての質問もあった。市内の小中学校51校のうち、専用の休憩室を持つ学校は22校、相談室や会議室と共用する休憩室は18校、休憩室がないのは11校。池田一善学校教育部長は「大規模改修時に合わせて休憩室の設置を行い、大規模改修の予定がない学校にも設置を検討したい」と述べ、職員の労働環境に配慮していく考えを示した。

 【エクストリームスポーツ専門施設の整備】ストリートバスケやスケートボードといったエクストリームスポーツ施設の設置について質問があった。志満篤典建設部長は「街中の活気につながる」と一定の理解を示す一方、福岡県宗像市や長崎市にあるスケートパークなどの施設が全て住宅地から離れた郊外にあることに触れ「騒音やマナーの観点から、エクストリームスポーツの専用施設を中心市街地の公園や広場に設けるのは困難」との消極的な姿勢を示した。

 市街地にある4箇所のポケットパークの活用に関しては「一定のルールやマナーを守ることが前提で、スケートボードなどの利用は原則禁止はしていない」と説明。今後のエクストリームスポーツの専門施設の設置について「現時点では、専用の施設を整備する考えはない」と述べた。

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