3回広島無死、打者菊池が三振し、田中が二盗。遊撃手北條=京セラドーム

 阪神―広島23回戦(広島17勝6敗、18時、京セラドーム大阪、35460人)

広島001 120 300 7

阪神200 000 000 2

▽勝 福井11試合3勝4敗

▽敗 藤浪20試合5勝9敗

▽本塁打 新井15号(1)(島本)

▽二塁打 大和、天谷、安部2、丸、高山▽犠打 大和▽盗塁 田中2(23)菊池(13)▽失策 天谷、鶴岡▽暴投 藤浪▽与死球 藤浪(鈴木)薮田(原口)

▽試合時間 3時間39分

 広島が3連勝で貯金を今季最多に並ぶ22とした。四回に安部の二塁打で追い付き、五回に丸の二塁打などで2点を勝ち越し。七回は代打新井の一発などで突き放した。福井が立ち直って3勝目。阪神は藤浪が足で揺さぶられ、5位後退。【共同】

【ハイライト】3盗絡め逆転、貯金「22」

 藤浪に対しては走塁で揺さぶって白星を重ねてきた広島。この日もまた足で攻めて試合をひっくり返し、3連勝。緒方監督は「簡単に打ち崩せる投手ではない。そういうところから崩していかないと」と納得の表情だった。

 2点を追う三回。先頭で内野安打を放った田中が仕掛けた。続く菊池の打席で二盗。捕手の鶴岡の送球がそれて中堅に抜けると、一気に三塁へ達した。すると田中は、追い込まれても「執念で打った」という松山の中前打で生還に成功した。五回にも盗塁が勝ち越し打を呼ぶ。安打で出た菊池が二盗を決め、丸の二塁打でホームを踏んだ。

 この日の3個を加え、チーム96盗塁はリーグ断トツ。2桁本塁打が6人の破壊力もさることながら、「チームが勝つために走りたい」と言う23盗塁の田中を筆頭に2桁盗塁を5人がマークする機動力は強烈。足を絡めて逆転の機運を高めた。

 8月に入って4連敗も経験したが、勝ち越しを今季最多に並ぶ「22」にまで積み直した。スピード感あふれる広島が首位を走る。

■力の差、勢いの差

 ○…広島相手にどれだけ負け越しを増やすのか。藤浪が踏ん張れず、5位後退となった阪神の金本監督は「力の差、勢いの差。見ての通り。力がないんだから力を付けるしかない」と嘆いた。

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