市民公開講座のトークコーナーに出演した(左から)江口有一郎さん、清水宏保さん、はなわさん、後藤孔郎さん=佐賀市のメートプラザ佐賀

 肝がんや肥満症を考える市民公開講座(日本肝臓学会主催)が佐賀市のメートプラザ佐賀であった。来場者約240人が医療関係者の講演などを通して肝がん防止や肥満症改善のこつを学んだ。

 佐賀大医学部附属病院の江口有一郎教授が、肝がんの原因の大部分はウイルス性肝炎と挙げ、特に佐賀に多いC型肝炎ウイルスも飲み薬だけで治せる時代になったと説明。肝がん予防へ県民全員がウイルス検査や抗ウイルス治療を受けることが重要と説いた。

 肥満症については、大分大医学部講師の後藤孔郎さんが登壇。肥満は糖尿病や肝硬変にかかりやすいというデータを挙げ、空腹とは関係なく食べたくなる食行動の“くせ”を指摘し、改善を訴えた。日々の体重をグラフ化して視覚に訴えるなどの動機付けも勧めた。

 トークにはスピードスケート五輪金メダリストの清水宏保さんとタレントのはなわさんも参加。国の肝炎プロジェクトのサポーターを務める清水さんは「早期発見、治療はもちろん、家族や周囲にも広めて」と呼び掛けた。

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