葉隠について解説する葉隠研究会の大嶋公子副会長=佐賀市神園の西九州大学佐賀キャンパス

 西九州大学などを運営する永原学園の創立70周年を記念した特別公開講座が、佐賀市神園の西九州大学佐賀キャンパスであった。葉隠研究会の大嶋公子副会長が講師を務め、佐賀藩士・山本常朝が武士の心得を記した「葉隠」の世界を紹介した。

 大嶋さんは葉隠の「武士道とは死ぬことと見つけたり」という教えが、戦時中に「死を美化するために使われた」とし、「それ以来マイナスイメージがつきまとっている」と指摘した。その上で「人のために行動する慈悲心こそ、葉隠の本来の意味」と力説した。

 受講した事務職の20代女性は「葉隠のことは全然知らなかったが、今回の講座で興味が出た。伝統を引き継ぐためにも、詳しく学びたい」と話した。

 特別公開講座は、外部の専門家を講師に招いて開いており、この日は25人が参加した。

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