スカイプでつながったインドの子どもたちと、平和について意見交換する東明館高の生徒(左)=基山町の東明館

 インターネット通話アプリ「Skype(スカイプ)」を利用し、インドの学校と交流する授業が基山町の東明館であった。お互いの代表が「世界が平和になるために私たちができること」をテーマに英語で発表。唯一の被爆国として戦争の悲惨さをどう次世代に伝えるべきかなどを踏まえ、異国の友人らと平和の尊さについて意識を共有した。

 同校は2015年度から、国際的なリーダー育成のための教育開発や実践に取り組む「スーパーグローバルハイスクールアソシエイト(SGHアソシエイト)」の認定を文科省から受けている。交流先を探す中でインドの首都ニューデリーにある「ブルーベルズスクールインターナショナル」と連携することになった。

 交流授業には、東明館高の1、2年生約190人とブルーベルズの日本語を学ぶ生徒90人が参加した。東明館代表の生徒は「互いの宗教や文化を知って尊重し合うべき」「中立な視点からの教育が平和のために最も重要な要素になる」など平和のための五つの“アイデア”を発表した。

 ブルーベルズの生徒から「広島平和記念公園には何があるか」と聞かれると、「原爆の被害を受けた建物やミュージアムがある」と答えた。

 生徒代表として交流に臨んだ東明館高2年の筬島葵さん(17)と草場晴子さん(16)は「平和については相手も自分たちと似た考えだった。準備した原稿はすらすら言えたが、意見交換のためにはもっと話す力を身につけないと」と話していた。

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