からつジュニアオーケストラの練習風景。今回は一般公募の宮野源史さん(中央)が指揮を執る

 からつジュニアオーケストラの定期演奏会が21日午後2時から、唐津市の相知交流文化センターホールで開かれる。小学2年生から68歳まで3世代の年齢層で構成する弦楽楽団で、会場と一体となって楽しいクラシック音楽の世界を奏でる。

 第1部はビゼー「カルメン」組曲より「闘牛士」、ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」、第2部はベートーベン「交響曲第7番」。クラシックファンでなくても聞き覚えのある曲を選んだ。休憩時間にはバイオリン体験の場を設ける。

 定演は14回目を迎え、毎回、共演者を公募するなど楽団に新しい風を吹き込む。今回は福岡市の会社員宮野源史(もとふみ)さん(26)が「交響曲第7番」のタクトを振り、クラシックギター大会の小学生部門で日本一になった北九州高専生の河内健晟(けんせい)さん(19)がアランフェス協奏曲を演奏する。

 宮野さんは大学の交響楽団で団内指揮者の経験はあるが、子どもの指導は初めて。「子どもだからと扱うのも厳しいのも好きではなく、楽しく音楽をやっている雰囲気を出せれば」と話す。団長で指揮者の筋田典代(ふみよ)さん(55)は「いつもとは違う人が指揮をすることで、きちんと見て、求められる音を出そうという意識になっている」と語る。

 団員は現在25人で、うち児童生徒が10人。九州大と佐賀大の学生25人がサポートする。筋田さんは「ジュニアオケとはいえ半分は大人だが、地域に音楽のすそ野を広げる役割を担っていきたい」と話す。

 入場料は前売り800円、当日1000円。問い合わせは筋田さん、電話090(3418)2774。

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