日韓友好の願いを込めて防波堤に絵を描き上げた児童、生徒たち=唐津市鎮西町の加唐島

 百済の都があった韓国・公州(コンジュ)市の中学生4人が、百済武寧王の生誕地とされる唐津市鎮西町の加唐島を訪れ、日本の児童、生徒たちと交流した。子どもたちは港の防波堤に両国の友好を願う巨大壁画を描いた。

 壁画は縦3メートル、横6メートル。加唐島への来島を歓迎するハングルのメッセージが書かれていた両側に、日韓それぞれの子どもたちが水性ペンキで描いた。

 日本側は海青中、加唐中、打上小の3校から16人が、武寧王の肖像画を描いた。絵の目線が、近くに建つ武寧王生誕記念碑を見つめているように工夫した。韓国の4人は、両国旗を持った2人の子どもが、桜やツバキ、ムクゲの花に囲まれて手をつなぐ様を描いた。

 海青中2年の畑本美月さん(13)は「絵を描き上げて達成感があった。もともとK-POPも好きだし、韓国に行ってみたいと思った」。韓国の4人は「加唐島は海がきれいで空気や景色がいい場所。両国の交流がもっと深まり、仲良くなってほしい」と話した。

 交流は「まつろ・百済武寧王国際ネットワーク協議会」(宮崎卓会長)が、金子財団基金の助成を受けて実施した。

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