福岡市中央区のみずほ銀行福岡支店前で引き出されたばかりの現金約3億8千万円が男らに強奪された事件で、被害者の男性会社員が事件前日、2人で同支店を訪れ多額の現金を引き出していたことが24日、分かった。このときには現場周辺で不審車両の目撃情報が確認されていないことも判明。福岡県警は、犯行グループが男性の詳細な予定を事前に把握し、単独になる日を特定していたとみて調べている。

 捜査関係者によると、男性は東京都内の貴金属販売会社に勤務。金塊を買い付けるため18日に福岡に入り、19日は2人で同支店を訪れた。20日は単独で現金を引き出してキャリーバッグに入れ、向かいの駐車場に止めたレンタカーに積み込もうとした際に襲撃された。男らはスプレーのようなものを男性にかけ、同じ駐車場に止めていた白いワゴン車で逃走した。

 19日には駐車場周辺で、このワゴン車に似た車両は目撃されていないという。男らは男性が1人で金を引き出す日を知った上で、当日に車を駐車場に止め、男性を待ち伏せしたとみられる。県警は、車は県内にとどまっている可能性が高いとみて捜索を続けている。

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