自民「魔の2回生」不祥事続出

■失言、金銭トラブル、不倫…執行部も頭抱え

 自民党の衆院当選2回生による問題が止まらない。秘書への暴力が報じられ22日に離党届を提出した豊田真由子衆院議員も2012年初当選組。3、4月に中川俊直衆院議員=広島4区=が不倫を報じられ、5月には大西英男衆院議員=東京16区=が失言を厳しく批判された。「魔の2回生」(党関係者)による月替わりの不祥事に、執行部は頭を抱えている。【共同】

 政権交代の追い風に乗って大量当選したため「質にばらつきがあり、党の指導も行き届いていない」(党関係者)との指摘が出ている。

 中川氏は知人女性との不倫報道を受け、経済産業政務官を辞任して離党。大西氏は受動喫煙を巡り党会合で「(がん患者は)働かなくていい」とやじを飛ばし、東京都連副会長を辞任した。

 中川氏離党の前月の3月に問題を起こしたのは務台俊介衆院議員=長野2区=だ。昨年の台風被災地視察の際に長靴を持参せず、現地で職員に背負われ批判を浴びたことを振り返り「長靴業界はもうかった」と発言。内閣府・復興政務官を事実上更迭された。

 それ以前にも、武藤貴也衆院議員=滋賀4区=が知人との金銭トラブルを報じられ、15年8月に離党。「育休」取得を主張し、話題となった宮崎謙介氏は女性タレントとの不倫を認め、16年2月に議員辞職した。

 下村博文幹事長代行は22日、問題行動の続出に「残念だ。きめ細かくフォローする必要がある」と党本部で記者団に強調。都議選への影響については「ないとは言えない。候補者の迷惑にならないよう、しっかりカバーする」と述べた。

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