佐賀市水ケ江の県立病院好生館跡地に市が建設を予定している休日夜間こども診療所について、市保健福祉部は17日、同じ敷地内に市医師会が建設する看護専門学校と合築する方針を明らかにした。別棟での建設を想定して本年度当初予算に計上した設計費1800万円を減額補正する。市議会全員協議会で説明した。

 市によると、こども診療所は市医師会が指定管理者となり運営する。設計費予算可決後の4月に医師会側から看護専門学校との効率的な運営のために診療所を合築する施設配置案が示された。建物は鉄筋コンクリート3階建て。市は1、2階フロアの一部を購入、兵庫北のほほえみ館に隣接する休日夜間こども診療所と同館内の休日歯科診療所を移転する。

 市は、合築によって整備費の縮減や施設デザインの調和が図れることから市医師会案を受け入れた。看護専門学校南側の診療所予定地だった場所は、駐車場として利用する。

 予算可決後の計画変更について市側は「3月の予算審査でも看護専門学校と診療所が併設になる可能性があることは説明していた。別棟で建てる可能性もあったため、対応できる設計費を計上していた」と説明している。

 議員からは「併設と合築は全く違う」「突然計画が変わり、議会での議論もなく報告されるはおかしい」などの意見が出た。

 8月議会の補正予算案で審議される。診療所は来年度に着工、2018年4月の開業を目指している。

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