海中鳥居と灯籠の光の幻想的な雰囲気を味わう人たち=太良町

 3基の海中鳥居が並ぶ太良町栄町区で16日夜、「第6回千乃灯篭まつり」が開かれた。約650個の灯籠が、朱色に染まった鳥居をほのかに照らし、町内外から足を運んだ人たちは「灯火と鳥居の組み合わせが美しい」と幻想的な雰囲気を楽しんだ。

 灯籠の明かりは、海中にある3基の鳥居と、昨年陸側に建てられた鳥居を照らした。「太良町の人口が増えますように」などの願いや俳句が書かれた灯籠、さらに約80個で「夢」の文字になるよう配置されたものもあった。

 福岡県の柳川市と八女市から来た20代女性は「初めて見たけれど、すごく癒やされた」とリラックスした様子。台湾から初めて訪れたカップルは「海に鳥居があるだけでもすごいのに、灯籠の光が美しくて楽しむことができた」と満喫していた。

 鳥居を地域活性化に生かそうと、栄まちおこし会(山口渡会長)が始めて今年で6年目。山口会長(74)は「太良町の良さを味わってほしい。そして、人のつながり、絆の大切さを感じてもらえれば」と話した。ことしは初めて“ミニ花火大会”を実施し、幻想的な雰囲気に華やかさが加わった。

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