水車小屋跡に小水力発電施設や展望デッキを整備する洞鳴の滝=佐賀市三瀬村

 佐賀市は三瀬村にある「洞鳴(どうめき)の滝」に、小水力発電を備えた多目的施設を整備する。滝を望む展望デッキを設け、新たな観光スポットになることを期待する。新年度当初予算案に1億3790万円を組んだ。2018年度の利用開始を目指す。

 洞鳴の滝は三瀬支所から徒歩10分の場所にある。10年ごろまで精米に利用していた水車小屋跡に施設を造る。嘉瀬川から取水して、落差1.86メートルの水路を活用し水車を回して発電する仕組み。年間発電量は、一般家庭6~7戸分に当たる約2万2680キロワットを想定。施設の電力として使い、余りは九州電力に売電する。

 施設は木造平屋約127平方メートルで、環境学習や地域住民が交流するスペースを備える。管理は地域住民が担う方向で調整している。市環境部の担当者は「地域に愛される施設として活性化につながれば」と話す。

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