「核兵器で脅し合うことの愚かしさを訴えてきたい」と話す藤田裕佳さんと山口隆敏有田町長=有田町役場

 核兵器廃絶を訴える第20代高校生平和大使の藤田裕佳さん(武雄高2年、有田町下本)が16日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部への出発を前に有田町の山口隆敏町長を表敬訪問した。「戦争被爆国の代表として、核兵器の恐ろしさや平和の尊さを伝えたい」と抱負を述べた。

 藤田さんはジュネーブでの夕食会・レセプションで、核兵器廃絶に向けた自分たちの使命や佐賀県内の平和学習の取り組みなどをスピーチする。ドイツ留学経験を生かし、スイスのドイツ語圏での高校生との交流では司会を務める。「私たちは微力だが無力ではないという言葉を胸に、未来に向けて何をすべきかを訴えたい」と話した。

 山口町長は「世界中の若い世代が互いを理解する社会をつくってほしい。重要な役割だが頑張って」と励ました。

 全国22人の平和大使は20日にスイスに向けて出発、25日に帰国する。

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