ハイラックス13年ぶり復活

 トヨタ自動車は12日、需要の減少で国内向け販売を一度終了したピックアップトラック「ハイラックス」を約13年ぶりに復活させて発売した。アウトドア人気を背景に、活動的な若者に売り込む。国内で新車が購入できる唯一のピックアップトラックとなる。

 ハイラックスは1968年に発売し、累計世界販売は約1730万台。業務用中心に使われたが、小型トラックに需要を奪われ年々売り上げが減少。2004年に国内販売を終了し、その後は海外を主戦場にしてきた。

 新しいハイラックスは業務用でなく個人をターゲットに、人気のスポーツタイプ多目的車(SUV)の市場に割って入る考え。ディーゼル車のみで、希望小売価格は326万7千円から。月販2千台を目指す。

 東京都内で開いた発表会でトヨタの前田昌彦チーフエンジニアは「20~30代だけでなく、団塊の世代にも乗ってもらいたい」と話した。

 ピックアップトラックには三菱自動車の「トライトン」があるが、2012年に国内販売を終了し、それ以降、国内で手掛けているメーカーはなかった。

 佐賀県内は西九州トヨタ自動車各店で販売。10月21、22の両日、店頭発表会を開く。【共同】

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