小野寺五典防衛相は18日、佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画に関し、2018年度予算の概算要求に関連経費を計上する方針を示した。関係者によると、十数億円とみられる。日米外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)後の会見で答え、「すでに(オスプレイの)導入は決まっており、(2プラス2では)特に議論はなかった」とし、計画通り進めていく考えを強調した。

 防衛省は15年度に3年かけて執行する計画で106億円を計上したが、佐賀県側の理解が得られず、16年度も一部繰り越したものの、未執行のまま終わった。17年度は改めて用地取得費や移転補償費、基本検討費など30億円を予算に組んだが、これも現在まで手を付けられていない。

 防衛計画課によると、概算要求で計上するのは「地元の理解が得られた場合、用地取得などで確保している30億円に加え、次のステップに円滑に進むための予算」としている。30億円を繰り越すかどうかは今後の政府内の調整になる。

 オスプレイの購入費は全17機中、13機分が予算措置されている。防衛省は「オスプレイは中期防衛力整備計画に基づく重要な装備で、計画的に導入を進める」としており、残る機体も概算要求に盛り込む方針。

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