印刷前の紙の大きさを見せる山﨑記者(右)

刷版に触れる児童たち

 佐賀新聞のNIE(教育に新聞を)出前授業が21日、武雄市の山内東小(馬原由美子校長)5年1組で開かれた。担当の中島克彦デスクと印刷部署の経験がある山崎大輔記者が児童38人に、新聞社の仕事や新聞ができるまでの工程を話した。

 同学級は社会科で情報やメディアの学習の一環で、実際に新聞社で働く人の話を聞く授業を設けた。中島デスクは「正確な情報を早く、より多くの人に届けるのがメディアの役割」と解説。佐賀新聞社を例に、役割分担して取材、執筆し、紙面やウェブサイトで発信していることを説明した。

 山崎記者は印刷現場の裏側を紹介。子どもたちは記事を紙に印刷するときに使うアルミ製の刷版や印刷に使う紙に興味津々。「紙は輪転機で引っ張られるため、縦には破りやすいが、横からの力には強く破れにくい」と説明を受けると、実際に縦に横にと紙を破り納得していた。

 質問タイムでは「新聞を作るときに気を付けていることは何か」「文字が書いていない紙はなぜ真っ白ではないのか」「休みはあるのか」など次々と手が挙がり質問が途切れなかった。最後に学習用タブレットで電子版を体験し、紙の新聞とは違い動画が流れる「動く新聞」を興味深そうにのぞき込んでいた。

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 武雄市の11小学校では佐賀新聞電子版が利用できる。タブレットを使って新聞を読む授業なども行う。県内の子どもたちが製作した新聞は、毎週日曜日発行の子ども佐賀新聞で紹介している。

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