仮設住宅の中に入り、外を眺める林恵子さんと紗季さん親子=18日午後、福岡県朝倉市

 九州北部の豪雨で、大きな被害を受けた福岡県朝倉市と東峰村で18日、完成した仮設住宅計57戸の入居が始まった。企業が提供した生活物資をボランティアが運び込むなど、被災者の生活再建を支援する動きも続いた。

 40戸が立つ朝倉市の杷木小運動場。市内の介護士林恵子さん(55)は、中学2年の娘紗季さん(14)と2人で訪れ、部屋の中を確認。「これからどうなるのだろうと不安だった。ここから再スタートしたい」と話した。

 ボランティアと共に食器や調理器具を運んだ市職員の浦塚武実さん(50)は「被災後初めて住民の笑顔を見た。生活再建に向けて一歩ずつ前に進んでほしい」と語った。

 仮設住宅は木造平屋で、2DKや3Kなど。自宅が全壊・流失したか、半壊でも住み続けられなくなった世帯が、2年間住むことができる。【共同】

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