佐賀県は18日、9月補正予算案に関する調整会議を開き、各部局からの予算要求が181件、補正額が36億9311万円になることが報告された。有明海再生では、九州北部豪雨による沿岸への漂着木材などの撤去費用のほか、アサリやアゲマキなど二枚貝の資源回復事業を盛り込んでいる。

 九州北部豪雨で沿岸に漂着した流木などの撤去、処分費用として約5億5200万円、回復の兆しが見られるアゲマキやウミタケの生息状況調査費に3千万円、アサリの新たな試験漁場造成に約1千万円を要求しているほか、有明水産振興センターのノリ製造施設の更新費に3124万円。施設更新によって正確なノリの品質評価が可能になり、質向上につなげる。

 2018年3月から県内各地で展開する「肥前さが幕末維新博覧会」関係では、県内の小中学生を対象にした貸し切りバス運行、幕末維新博を組み込んだ旅行商品拡大へ旅行会社向けの助成事業など計上する。さらに佐賀とオランダの交流史などを紹介する「オランダハウス」の事業費5011万円も盛り込む。

 消防防災ヘリ導入に向けた事業費も1120万円を計上し、機体や資機材の検討、整備計画の策定に着手する。

 各部局で最終調整した上で、9月12日開会予定の定例県議会に提出する。

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