山口祥義知事と20市町議会議長が意見交換した懇話会=佐賀市のマリトピア

 佐賀県の山口祥義知事ら県幹部と20市町議会議長の意見交換会が18日、佐賀市で開かれた。交通安全対策としての道路、信号機整備、原子力災害時の避難施設の整備など幅広い課題について要望が出された。

 人口10万人当たりの人身交通事故が全国ワーストの現状を踏まえ、交通安全対策を求める声が相次いだ。

 伊万里市や江北、白石町は信号機設置の予算拡充、交通量が多い道路への歩道整備、交差点や信号機の場所を知らせる看板の設置などを要望した。伊万里市議会の前田久年議長は「『限りある予算の範囲内で効果的、効率的な整備』というが、それではできない」と踏み込んだ対応を求めた。逢阪貴士県警本部長は「横断歩道など道路標示は状況を点検し、必要なところは措置できるようにしたい」と答えた。

 唐津市は、九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の原子力災害時に住民が避難する近隣市町の避難所についてバリアフリー化などで県の支援を要請したほか、受け入れ市町との連携強化で県の協力を求めた。県は「市町の意向を確認した上で補助内容を検討する」「これまでも伊万里市と受け入れ市町との協議に同席しており、その他の市町の協議でも協力したい」などと答えた。

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