■光透ける薄さのオブジェ

 ヨシノヒトシさん(28)は、鹿島市浜町在住の若手陶芸家。大分県出身で、京都造形芸術大学情報デザイン科卒業後、県立窯業大学で陶芸技術を学びました。

 働きながらアーティスト活動ができる時間と環境が提供される「アートときどき酒づくり」という酒造メーカーの求人に応募。今年2月に長崎県波佐見町から浜町に移住し、個性あふれる磁器の作品を制作しています。

 「肥前の地で陶芸家として独立したい」とヨシノさん。イメージしたデザインから鋳込み型を考案し、ろくろ成形では表現できない、ユニークな形の磁器のオブジェや二重構造の器をつくっています。モダンで、コンパクトに収納できる普段づかいの器もあります。

 写真の作品は「光を漉(す)くかたち」。卵が割れたような形のオブジェで光が透けるほど薄い磁器の力作です。17日から23日まで博多阪急で作品展を開催中です。電話090(6893)9639。

(地域リポーター・二宮幸枝=江北町)

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